台湾で「大甲の聖人」と言われる熊本県出身の志賀哲太郎先生を顕彰する会です。
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宮本会長
















会長 宮本睦士(益城の歴史遺産を守る会会長・元小中学校校長)


本会は、平成27年、志賀哲太郎先生生誕150年の節目の年に設立されました。

当初、先生の生誕150年記念顕彰会実行委員会として9月に発足し、翌年(平成28年)5月に益城文化会館で講演会と日台交流会を主体とした顕彰イベントを行う予定で、
益城町内外の有志約25名により準備が進められました。

ところが、ご承知のように、イベント開催を目前にして熊本地震が発生。暫く活動できない状況に陥りましたが、概ね半年後に活動を再開し、今日に至っています。

初めは、先生のことがほとんど知られていなかったため、先生のご事績を県民の皆さんに知っていただくことに主眼がおかれましたが、地震の後は、このような立派な先生が熊本から出たことを知ることにより、県民の皆さんに誇りを持って頂ければ、それが少しでも復興に向けた力になり得るのではないかと考え、会のあり方も見直し、復興につながる文化活動であることを念頭に置いて活動するようになりました。

志賀先生は、益城町田原の出身ですが、先生が活躍されたのは100年も昔のことで、しかもその主な舞台が台湾でしたから、地元の人々にも先生のことはほとんど知られていません。

昭和49年に一度、川口夘一益城町長や坂口主税熊本市長、台湾台中市大甲出身の紀伊進さんらが協力して顕彰活動を行い、その前後、何度か新聞で取り上げられたりしたこともあったようですが、その後は人々の耳目に触れるような機会はなく、先生はすっかり歴史に埋もれたような格好になっていました。

本会の初代会長であられた松野國策先生(熊本県文化功労者・元熊本歴史学研究会会長)は、志賀先生のことをよく知っておられ、先生の顕彰は郷土文化の振興につながることであり、何より子どもたちの教育にどれほど有益な影響があるか計り知れないと、志賀先生の顕彰事業に意欲的に取り組んでおられました。

しかしながら、昨年末、会の事業の発展を楽しみにしながら、急逝してしまわれました。奇しくも、松野先生のご命日は、志賀先生のご命日と同じでした。

今、熊本県の範囲を越えて会員が増えつつあり、また、益城町や熊本県のご支援も頂き、多くの人々のご協力を頂きながら活動を進めておりますが、志賀先生は、台湾で大切にされているように、熊本の地域的な偉人に止まらず、世界に誇れる偉人であると思います。

それでも、先生のことはまだ不明な点が多く、今後さらに調査研究が必要ですが、本会では、顕彰活動を通して、地域の発展につながる事業を展開して参りたいと思います。

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